ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

頑張ったよ、オールブラックス

今日は、ラグビー・ワールドカップのファイナルだった。過去にも対戦してニュージーランドの人にとっては、「オールブラックス対スプリング・ボックス(南アフリカ)」はどうやら特別な組み合わせみたいだ。

 

だんなも私もラグビー全然わからない。スクラムを組む、パスは後ろにしかできない、は知っているが、ルールに関しては皆目検討がつかない。

 

そんなわたしたちでも「ABs(オールブラックスのこと)がファイナルに行くので観るか!」と言う気持ちになった。

 

スカイTVなど契約していないので、なんとかタダで観る方法ないかな〜と検索好きの私は探した。ふふふ。あった。ドイツの一局が放送するという情報を見っけ〜。VPN(まるでドイツや他の国にいるかのごとく、現地のテレビなどを見れる)は契約しているので、それを使ってドイツのテレビを視聴することに。

 

 

 

だが、さすがラグビー音痴の私達。会話がとんでもなかった。

 

試合開始すぐに、ABsがイエローカードを食らった。

 

私「え、なんで。何がいけなかったの?」

だんな「なんか危険なプレイだったって」

 

ドイツ語の解説がわかるだんなは説明する。

 

 

 

レフリーがピーと笛を吹く。

 

私「え、なに?」

だんな「わかんないけどABsがペナルティ・キックできるみたい」

 

 

 

そして、またまた危険なプレイだったとして、キャプテンのサム・ケインがイエローカード、そして、TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)判定でレッドカードになってしまい退場。ちなみに、TMOって要するにビデオ判定のこと。

 

私「へ〜、キャプテンってこの人なんだ〜。知ってた?」

だんな「うん。ニュースで言ってたよ」

 

 

この試合を必死になって、しかもハラハラしてみているファンに殴られそうな会話をしている私たち。あはは。

 

実は、「トライ」を決めた瞬間があったんだけど、その場面の少し前にどうやらラインアウトの際にノックオンがあったのがTMOで確認され、トライは認められないという事態発生。えー、ショック。

 

ところで、「ラインアウトでノックオン」とはなに?「ラインアウトでボールを投げたプレーヤーが手でボールを前方に投げようとした瞬間に、ボールが手から離れてしまい、地面に落ちてしまうと、それがノックオンとなります。ノックオンが起きた場合、審判はその瞬間を止め、相手にスクラムの選択権を与えます」とchatGPTが教えてくれた。うーん、よくわかんないけど、とにかくなにかだめな行為があったのね。

 

でも、それがあったら即止めなくてはいけなかったのにレフリーは気づいてなくて、トライしたら「実はだめ」っておかしくない?

 

しかも、スプリング・ボックス側も危険なプレイをしてイエローカードを食らったけど、それはTMOで「レッドカードには値しない」って謎の判定が下った。

 

そんなオールブラックスには厳しい状況ながらも最後まで頑張って、12対11と1点差で負けた。

 

ごめん、オールブラックス。ルール全然知らなくって応援が「わー」とか「きゃー」しかできなかったけど、頑張りはよくわかったよ。

 

頑張った。水曜日に帰国するってニュースで言ってたから、きっと殆どの国民は温かい気持ちで迎え入れると思うよ。

 

 

 

「僕は一生このこと(レッドカードをもらったこと)を背負って生きなければならない」って、サム・ケイン。この言葉に私も心が痛いよ

出典元 www.1news.co.nz