先日のだんなの誕生日のこと。朝、一足先に朝食を取っていただんなに、
"Alles Gute, Kindskopf!"と元気よく私は言った。それは、「お誕生日おめでとう!」と祝う意味で。
が、だんなは大爆笑。お腹痛〜、とまで言っていた。なんだっけ、どんな言葉をいったんだっけ????
どうやら、まだ頭が目覚めていず、"Alles Gute zum Geburtstag, Geburtstagskind!"と言うべきところを間違ったらしい。あはは〜。
で、なんと言ってしまったか…
だんなの超訳によると「頑張れよ、おやじ!」らしい。ひー。
このKindskopfとは、バイエルン語で「子供の頭をしている大人」と言うらしい。で、馬鹿げたことを言うのが「おやじ」であることを理解しているだんなは上記のように訳したのだった。
ごめん!本当はだんなの言語で祝ってあげようと思っていたのに、失礼しました!
そう言えば、昔息子のかわいい一言が思い出されるな〜。そうだ、ミクシィで日記書いていたから見てみよう〜とアクセスしたら、もう何年も使ってなかったので過去の日記が消されていた!ガガーン!
ウエリントンに引っ越してしばらくした頃。息子はまだ3歳手前。一生懸命私に「これはね、ホーニックって言うのよ。これはマーマラーデと言うのよ。」とドイツ語で蜂蜜とジャムを教えていた。口調は全く母親と一緒なので、女言葉だった。
私も「パン」は何?などと質問していた。ふと、だんなを指して「この人は?」と聞くと息子は下を向いて一生懸命考えている。
パパと言うか、ファーターか、もしくは、だんなの名前を言うか迷っているのかな?
息子が顔をあげ、言った。「おやじ!」
だんなは顔を真っ赤にしてテーブルに突っ伏した。
だんなは知っている。日本語でおやじとは、中年男性で、自分では面白いと思ってギャグとかを言うが、他人からはしら〜っとされている寂しい存在のこと。
まさか息子に言われるとは。
私もあまりにも絶妙なお答えで大笑い。
子供でも受けを狙うんだな、とその時学んだ。
そんな可愛い頃もあったなー。随分私も年をとったな、と思った。