ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

ドイツのことをふと思い出した

さあ、レベル2にも慣れてきた。今週金曜日の午後12時から100人までなら集まっていい(今までは10人まで)というふうに緩めてみて、果たして感染者が出てくるか、どのように広がるかお試しだ。

と言うことで、なるべく安全なうちに外に出ておきたいので、今朝はだんなと大きめのカフェでWi-Fiと電源のあるところに来た。もちろんだんなは仕事だ。こういう時にコンピューターとWi-Fiがあれば仕事ができる職種は都合いいな。感謝だ。

冬で朝も7時でもまだ薄暗いニュージーランド。だんだん早起きがつらくなってきた。そこで、ふと「あ、そういえばドイツの学校はえらく早起きしないといけなかったなー」と思い出した。

まず、小学校は1年生(6歳)から4年生(9-10歳)まで。そこから職業系の学校か大学に行くための学校かに成績によって(もちろん希望も聞かれるが)道が分かれる。10歳で将来を考えて道を選ぶってすごくない?もちろん、ドイツ移住前に調べていて、すごいなとは思いながらも「ま、とにかく行ってみないと何ともわからない。現地でいろいろ考えよう」と思って移住した。

もっと驚いたのは、ドイツはみな朝が早い、と言うことだ。移住の前に下見を兼ね12月にドイツに3週間ほど旅行に行った。候補にしていたレーゲンスブルクと言うところに宿を取り、だんなの友達が働いている小学校に「体験入学」を一日だけさせてもらった。なんと朝8時に授業開始。なので、6時起床、7時過ぎに宿を出て真っ暗な中歩いて学校へ。前日歩いてみたけど、やはり真っ暗な中林を抜け、高架下をくぐっていくのは大人でも怖いと感じた。途中、お兄ちゃんと妹がランドセルに似たバックパックをしょって歩いているのに出くわした。うーん、小さいのに早起き、真っ暗な中子供だけで頑張っているね。

しかし、これで驚いてはいけない。移住して、まずステイした家庭がある村では、なんと学校は7時半に授業開始!なんでもこの辺に住んでいる人は高速使って約1時間ちょっとのミュンヘンで働いている親が多いので、親が会社の始業時間に間に合うよう村の学校は早く開くのだ!ゴミ収集車も朝5時台に来ていた。もう、カルチャーショック通り越してた。

さて、インゴルシュタットの学校は7時55分に始まった。そして、日によって違うが、大体12時25分もしくは12時45分に終わっていた。

そう、ドイツでは子供はお昼を家で食べるのだ。そのため、専業主婦でないママはお迎えが大変だ。私も、だんなと息子が新しい生活になれたらドイツ語の学校に行こうと計画していた。が、さすがドイツ。お役所は四角四面、杓子定規。事情なんて考慮しない。移民局に住変で出向いたら、「学校をすぐに決めなさい。子供の学校のお迎えに間に合わない?それはどうにかして都合つけなさい!ドイツに住みたいなら速やかに学校に通うこと。以上!」と言われ、ふらふらになりながら、だんなに「なんで私が行くであろう語学学校はどれも午後1時に終わるか(しかも街中だから息子の学校に行くのに25分は必要)、午後から夕方までのコースで、ベビーシッターを雇う余裕なんてないのに」。だんなもあまりにも冷たすぎるお役所仕事に怒っていた。

長くなったので、後日につづく。

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1)初めてのクリスマスマーケットででっかい綿あめデビューの息子、2)プレッセルも甘い種類もあった